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【手術症例】猫歯肉炎 全臼歯抜歯 日本猫4歳2025.02.19
1歳9カ月齢で歯肉炎を発症。ステロイド剤やサプリメントの投与、歯石除去処置を実施し経過を見ていましたが、繰り返す歯肉炎により体重減少を認めたため、4歳齢時に全臼歯抜歯を実施し良化しました。
(写真 歯肉炎発症時)

歯肉が発赤しています。
(写真 抜歯前)

歯石も沈着するようになっていました。
(写真 抜歯後)

全抜歯はかわいそうに見えますが、術後の猫ちゃんは苦痛から解放されて
よく食べるようになります。
歯肉炎は早期発見と適切なケアによって予防や改善が可能です。
大切なペットが健康で快適な生活を送れるように、定期的な口腔ケアと獣医師の診察を欠かさず行いましょう。
少しでも違和感を感じられた場合は、当院までお気軽にご相談ください。
監修者

竹原獣医科院 院長
竹原 秀行
2019年~ | 川崎市獣医師会 | 顧問 |
2011年~2019年 | 川崎市獣医師会 | 会長 |
2009年~2011年 | 日本小動物獣医師会 | 理事 |
所属:比較眼科学会