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【手術症例】チェリーアイ ヨーキー14歳2025.01.10
3日前から瞬膜腺脱出(チェリーアイ)を発症。
以前は戻っていたようですが、今回は戻らないとのことで来院。瞬膜腺は脱出し、さらに重度腫脹していたため、院内でも整復は不可能でした。内服薬と点眼薬により5日間治療した後に、整復可能となりました。
(チェリーアイ初発時)

瞬膜腺が脱出し腫れあがっています。
(チェリーアイ再診時)

腫れが少し引いて、通常のチェリーアイのようになりました。
(チェリーアイ整復後)

整復は数分で終わります。
当院では、発症初期のチェリーアイであればその場ですぐに整復します。
整復させつつ点眼治療を実施することで手術を回避可能な例も多くあります。
しかし、再脱出を繰り返す場合は手術が必要となるため、少しでも、異変を感じた場合は、お気軽にご来院ください。
監修者

竹原獣医科院 院長
竹原 秀行
2019年~ | 川崎市獣医師会 | 顧問 |
2011年~2019年 | 川崎市獣医師会 | 会長 |
2009年~2011年 | 日本小動物獣医師会 | 理事 |
所属:比較眼科学会